
ハキリバチ科。学名:Megachile willughbiella sumizome。体長10〜15mmくらい。
…………………………………………………………………………………………………………………………….
お久しぶりです。
今回は、ハキリバチさんです。
僕は、小学生の頃から、ハキリバチが大好きなんですよ。

だってこんなに可愛いんだから。。
大きくて真ん丸い目。。ふさふさと生えた白い毛。。そして、若干開いたままの大顎。。たまりませんっ!
僕のTwitterアカウントのユーザー名が、「@HaKiRiN4」なのも、ハキリバチが大好きだからなんです。

そして、今回は、「スミゾメハキリバチ」。
以前は、 このハチのオスを「ムナカタハキリバチ」、メスを「スミゾメハキリバチ」という風に呼んでいて、オスとメスを別種とみなしていたのですが、
数年前に、同種であることが判明して、呼び名が「ムナカタハキリバチ」にまとめられました。そして、その亜種が、「スミゾメハキリバチ」とされました。
具体的には、
北海道に生息するのが 基亜種ムナカタハキリバチで、本州〜九州に生息する亜種がスミゾメハキリバチです。
そして、この、ムナカタハキリバチとスミゾメハキリバチ、実は、オスでは区別不可能なんです。ただ、メスは一瞬で区別可能です。
というのも、
ムナカタハキリバチ(北海道)は、メスの体毛が茶色である一方で、
スミゾメハキリバチ(本州〜九州)は、メスの体毛が黒いんです。
まさに「墨染め」といった感じで、真っ黒い体をしています。
(メスの写真は撮ったことないので、、すみません。 ホントに真っ黒な体なんです。)
ということで、次は、オスの説明をしていきます。

前脚に注目!
なんか綿毛みたいになってる。。
こんな特徴を持つハキリバチは、他に、ヤマトハキリバチとフルカワフトハキリバチしかいません。
フルカワフトハキリバチの場合は、この毛の先端が黒くなっているので、区別できます。
また、ヤマトハキリバチの場合は、脛節がここまで扁平にはならないので、区別できます。
なんのために、こんな綿毛みたいなものを脚に着けてるのか。。。不思議です。。
では、また。
