エサキモンキツノカメムシ

2020.7.28撮影

ツノカメムシ科ツノカメムシ亜科。 体長は12mmくらい。

学名:Sastragala esakii。 メス成虫は、卵や弱齢幼虫を守る習性がある。

ミズキ、ハゼノキなどの汁を吸う。

このカメムシのトレードマーク、小楯板の♡ですよねー。

まあ、▽の形になるときもあります。ただ、▽の個体も、とても素敵です。

よく似た種類に、モンキツノカメムシがいます。

モンキツノカメムシは、エサキモンキツノカメムシと比べ、

・前胸背が茶色でなく緑色である

・小楯板の紋がより ▽ っぽい(エサキの方でも▽の個体が時々いるので注意)

ですので、、区別可能です( ^ω^ )

ゴマダラチョウ

2020.8.01撮影

タテハチョウ科コムラサキ亜科。 全翅長は40mmくらい。

学名:Hestina persimilis japonica

2020.8.01撮影

翅は、黒色と白色の2色しか使っておらず、シンプル。ただ、そのシンプルさがとてもお洒落。 口吻は綺麗な黄色。

本種に近縁な「アカボシゴマダラ」という種は、東京周辺で分布を拡大している外来種。

※但し、奄美に生息する亜種は、在来種。

ツマグロキゲンセイ

※2021.4.01に誤同定が判明しました。誠に申し訳ございません。ずっと「ツマグロカミキリモドキ」だと勘違いしてました。

2020.8.16撮影

ツチハンミョウ科ゲンセイ亜科

学名:Zonitoschema cothurnata。 体長は大体9〜10mmくらい

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ゲンセイって、目が大きくて可愛いですよね。でも、刺激すると、カンタリジンを含む体液を出します。この体液、厄介で、指につくと、火傷っぽい炎症を起こしてしまうそうなんです。なので、触るときは要注意。

キイロゲンセイと少し似てますが、翅端部や腿節末端部が黒いことで、区別できます。

※2021.4.01に誤同定が判明しましたので、説明部分を変更させて頂きました。誠に申し訳ございません。

ツマグロツツカッコウムシ

カッコウムシ科ホシカムシ亜科

学名:Tenerus hilleri  体長約7mm

黄色の体で、前後先端が黒色。。。

ツマグロカミキリモドキとかツマグロツツシンクイも似たような配色ですよね〜〜

なんでだろ? ツマグロカミキリモドキに擬態してる??

ツマキホソハマキモドキ

2020年7月18日撮影

ホソハマキモドキガ科ホソハマキモドキガ亜科

開張17mmほど。 旧名:マイコモドキ

学名:Lepidotarphius perornatellus  幼虫は、サトイモ科の植物の葉を食すらしい。

なんとも言えない綺麗な青緑色ですよね〜〜

国内で、これに似た種はいない。

Isosturmia picta (Baranov, 1932)

Isosturmia picta ♂ チャドクガの蛹から羽化した個体
Isosturmia picta ♀

ヤドリバエ科Exorisitinae亜科

和名:ドクガヤドリバエ 体長6〜10mmほど。ドクガ類に寄生する。

inner vertical setaeは平行。小盾板の先端は赤っぽい。palpusは黄色で、棍棒状。reclinate orbital setae は2〜3本。ocellar setae はとても細い。複眼は裸。

<♂特徴>

腹部第3,4背板に赤い部分がある。なんか綺麗だなーー٩( ᐛ )و

<♀特徴>

メスの前脚付節は、平たく太い形状になっている。第4付節は、第5付節よりも長い。

なんかすごいカッコイイ!!この付節。

参考文献:https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10989344_po_6-213-E-Shima.pdf?contentNo=1&alternativeNo=

実は、僕は、最初、Sturmia属の一種だと思っていたんです。。しかし、某掲示板で、I. pictaではないかと、大宮様より教えていただきました。大宮様に感謝しております。

http://diptera.jp/usr/local/bin/perl/dipbbs/joyful.cgi?list=pickup&num=10990#10990

今後、もっとたくさんのヤドリバエを同定して、ちゃんと正確に同定できるようにならないといけないなと思いました。。