オヌキシダヨコバイ

2019.11.17撮影 brown white yellow

ヨコバイ科シダヨコバイ亜科。学名:Onukigallia onukii

体長は5mmくらい。

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不鮮明な写真で、申し訳ない。

面白い模様ですよね。。この薄い茶色がたまらない。

このヨコバイは、山地性で少し珍しいヨコバイです。

シダヨコバイに似ていますが、小楯板の端っこに黒い部分があることで、区別できるようです。

2019.11.17撮影

クサギカメムシ

2021.4.04撮影 brown

カメムシ科カメムシ亜科。学名:Halyomorpha halys

体長:16mmほど。

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はい。来ました。クサギカメムシの番です。

臭い匂いを出すので、、、この種類が好きだという人は少ないかもしれませんね。。

冬あたりに、ものすごい大量にいますよね。。

ああ、そういえば、最近、京都大学で、クサギカメムシに関する面白い研究がなされていましたよね。。

紹介させていただきます。→http://www.ffpri.affrc.go.jp/press/2018/20181228/documents/20181228press.pdf

内容を簡単にいうと、

クサギカメムシの卵塊において、最初に生まれた幼虫が卵を割った振動が

他の卵にも伝わることで、一斉に孵化する

ということが発見されたんです!

はい、クサギカメムシさんすごい。

最初に孵化した子の、バキバキッていうほんのちょっとの振動に気づいて、

他の子達も一斉に孵化するんですね。。

面白い。。

…..

でも、クサギカメムシさん、生態だけじゃなくて、その体の模様も実は面白いんですよ。

2021.4.04撮影

ほら、点刻だらけ。。面白いですよね。。こんなふうになってるのかあって。

あと、単眼。。

赤いんですよ!! ルビーが体に埋められてるみたい。

「クサギカメムシの頭から、ルビーが発掘されました〜〜〜」なんちゃって。

あと、足の爪ね。ちょとピンク色に見えますよね。。

僕、ド田舎に住んでるんで、こういう感じの色の、大根の漬物(?)とかよく食べるんですよ。

なんで、ちょっと美味しそうな色ですね(笑)

ウリハムシ

2014.12.07撮影 yellow orange

ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科。学名:Aulacophora indica

体長7mmくらい

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超普通種といえるハムシでしょう。とてもよく見かけます。

観察してみると、ものすごい可愛いですよね。。

小さな黒い目、そして、細い足。。最高です。

そして、その繁殖力の強さと、ものすごい食欲には、、もう. 脱帽です。

ウリ科の植物を食べるので、農家達からは害虫扱いされていますが、、

よく見てみると、魅力の多いムシさんなんです。。

キイロスズメバチ

2013.11.23撮影

スズメバチ科スズメバチ亜科。学名:Vespa simillima xanthoptera

体長:1.5〜3cmほど

エゾキイロスズメバチ(ケブカスズメバチ)の亜種。

※エゾキイロがキイロの亜種なのではなく、逆なので、注意。

似ている種類: キオビホオナガスズメバチ本州亜種の女王蜂

キオビホオナガの女王蜂は、腹部の上から2番目の黒い部分が五角形状になっているそうです。。 

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さあて、スズメバチさんです。

皆さんは、スズメバチを見たら、怖いとしか思わないかもしれませんが、

スズメバチって案外可愛いんですよ。

僕は、小学生の頃、スズメバチが大好きで、飼育とかしてました。

↑今思うと、とても危険なことですねぇ。絶対に、みんなは真似しないで。。。

上の写真の個体も、僕が小学2年生の時に飼育していたのです。

↑虫好きになってから2年目にして、スズメバチの飼育してるとは、僕は変人ですね。。

でも、、見てくださいよ。可愛いですよね😉

大きな眼と長い触角、可愛い脚。。たまんない。。

でも、スズメバチを紹介するにあたっては、やはり、危険性についても説明しないといけませんね。

このキイロスズメバチ、体長が比較的小さいですが、、

非常に攻撃性が高いです。巣に近づくだけで、攻撃してくることも多々あります。

巣は、木の洞など、分かりにくい部分にあることも多く、気づかないうちに、巣の近くにいることもあります。

また、キイロスズメバチは、都市適応型スズメバチで、都会でも多く見られます。注意が必要です。

巣に近づくと、スズメバチは、カチカチと警戒音を鳴らします。

もし、その音が聞こえたら、ゆっくりとしゃがむ姿勢になって 巣から離れてください。

スズメバチは、動体視力が良いので、走って逃げると余計危ないです。

また、スズメバチは黒い部分を集中的に攻撃してきますので、髪の毛などを腕で隠すと良いです。。。

ビロードツリアブ(ビロウドツリアブ)

2019.4.13撮影

ツリアブ科。学名:Bombylius major。体長は10mmくらい。

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2019.4.13撮影

春の妖精です。かわいいとしかいえない。。

どうやってこの可愛さを説明しようかとずっと悩んでいたけど、、これは説明不要ですね!  誰が見ても可愛いだろっ!

<よく似た仲間>

シバカワツリアブ、ハクバツリアブ、コビロウドツリアブ

ルリボシカミキリ

2018.7.21撮影

カミキリムシ科カミキリ亜科。学名:Rosalia batesi。

体長:15〜30mmほど。

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スネケブカ氏に引き続き、カミキリをもう1種紹介します、、

ていうか、虫好きは、大体みんな知ってるよね、このムシのこと。

昆虫図鑑の表紙とか、このムシの写真が出てること、結構ありますよね。

ほんとに綺麗ですよね。

ルリボシカミキリていうと、1枚目の写真みたいに水色なイメージがあるかもしれません。でも、見る角度によっては、2枚目の写真みたいに、濃い青色にも見えるんですよ。

そして、触角。なんてオシャレなんでしょ。。

黒い毛の集まりが、ちょこっとあるのが趣深いです。。ちょっと、スネケブカヒロコバネの腿みたいにも見えますね。

ちなみに、この赤色バージョンというのもいてですね、、ベニボシカミキリといいます。(ホシベニカミキリはまた別です)

そちらも綺麗なので、ぜひ調べてみてください。(僕は見たことないです。本州には生息しないので)

スネケブカヒロコバネカミキリ

2018.7.12撮影

カミキリムシ科カミキリ亜科。学名:Macromolorchus hirsutus。

体長:10〜14mmくらい。

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このカミキリ、ものすんごいですねぇ。

前脚と中脚は普通なのに、、後脚の迫力

腿の部分、先端に黒い長毛が密生して、まるーくなってる。。

なんか、マラカスみたいな形で、、振ったらシャカシャカ〜て音鳴りそう(笑)

そして、脛。橙色の毛がたくさん生えてるー。おしゃれな靴を履いているみたいですね。。こんな感じの長靴あったら、履いてみたいな。

上翅が小さいのも特徴的ですね。

このカミキリは、結構珍しいです。ネムノキに集まります。

僕は、この珍しいカミキリを学校の窓で採集しちゃいました(笑)

アカマダラセンチコガネ

2019.11.23撮影

アカマダラセンチコガネ科アカマダラセンチコガネ亜科。

学名:Notochodaeus maculatus

体長7〜11mm程度。

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まったく赤い斑紋はないのに、名前が「アカマダラセンチ」。不思議です。

この種類は、FITと呼ばれるトラップを用いると、採集はそこまで困難でないとされていますが、トラップを用いずに採集するのは困難で、稀な種類とされています。

実は、僕は、トラップを用いずに採集しました。

「地面スレスレを何者かが飛んでいる!」と思って、網で捕まえて見てみると、アカマダラセンチでした!!

まさか自分の家の畑で見れるとは思ってなかったので、めちゃくちゃ驚きました。

ムネアカセンチを見る前に、アカマダラセンチを見ることになるとは。。

ヤマサナエ

2020.5.25撮影

サナエトンボ科アジアサナエ属。学名:Asiagomphus melaenops。

体長60〜70mmくらい。

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まあまあ大型なサナエトンボさん登場٩( ᐛ )و  Coolです!

トンボ同定で、重要な鍵となる胸部側面の模様。2本の黒条がある。

キイロサナエによく似ていますが、

♂では,尾部下付属器の先端が上付属器とほぼ同じ位置になっているのが、キイロサナエとの違い。(上写真)

♀では,産卵弁が下方に突出していないのがキイロサナエとの違い。

キイロサナエの方は、珍しいトンボなので、僕は見たことないです。キイロサナエが生息する湿地には何度も行ったことありますが、キイロサナエは全く見れず。。いつか見てみたいものです。

肉食用昆虫ゼリーを食べてる様子。かわええ。

ルリクチブトカメムシ

2019.5.19撮影

カメムシ科クチブトカメムシ亜科。

学名:Zicrona caerulea ←宝石の「Zircon」から来ているのかなぁ?

体長6〜10mm

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「カメムシ嫌いな方々、、見てください!!! こんな宝石みたいなカメムシいるんですよ!!」って主張したくなった。。

ホントに綺麗な瑠璃色ですねぇ。

玉虫厨子があるなら、瑠璃口太亀虫厨子もあってもいいんじゃないかみたいな(笑)

あと、実は、背中だけじゃなくてお腹まで真っ青なんですよ。

まさに、顔が青ざめる😨くらいびっくりな色のカメムシ!!

ちなみに、彼らは、肉食で、カミナリハムシ類を好んで食べます。