Drino (Zygobothria) atropivora ?

ヤドリバエ科Exoristinae亜科。

和名:イモムシヤドリバエ。体長 1cmくらい。

シノニム:Drino hersei, Sturmia atropivora など。

スズメガ科に寄生する。

カレハガ科・ドクガ科・シャチホコガ科・タテハチョウ科・ヤママユガ科にも寄生するという記録もあるが、これらは誤情報の可能性が高いそうだ。

ocellar setaeはreclinate orbital setaeと同じくらい長い。ocellar setaeは、前単眼よりも前に位置する。

parafacialに毛は生えていない。中脚に2本のanterodorsal setaeがある。

剛毛が結構取れてます😅  額が広くて可愛らしいです٩( ᐛ )و

Twitterにて、小須田様より、色々教えていただきました。小須田さん、有難うございました!

※ただし、このハエが D. (Z.) atropivoraに近縁な未記載種の可能性もあります。未記載種の方が触角が長いそうです。おそらく、今回のはatropivoraと思いますが、間違ってたらゴメンナサイ。。

チョウトンボ

2020.7.18撮影

トンボ科チョウトンボ亜科。 学名:Rhyothemis fuliginosa

体長は35mmくらい。

はい、ものすんごいトンボです。こんな美しいトンボが実際にいるのか、と目を疑いますね。

翅の部分を拡大すると、翅脈がはっきり見えて、

翅室1つ1つが宝石のよう。。

見る角度を変えると、色が変わるのも趣深いです。

追記(2021.3.04)

この種に近縁な種として、Rhyothemis regiaが、最近 与那国島から見つかったとのことです。日本で初記録だそうです。すごいです。

サイジョウチョウトンボという和名がついたらしいのですが、この種の場合は 翅全体に光沢があるそう。僕もいつか見てみたいな〜。。

キンボシマルズオオハネカクシ

2020.6.03撮影

ハネカクシ科ハネカクシ亜科。 旧名:キンボシハネカクシ。

学名:Agelosus weisei  体長は約20mm。

2020.6.03撮影

金、金、金、、な虫。眼も丸っこくて、愛らしいです。

この虫を初めて見たのは、小5の時だったと思います。。

小学校の授業で、サツマイモかなにかを育てたときがあったんですけど、

その時に この虫が土の中から出てきたんですよ。

僕は、その美しさに仰天して、、、

授業が終わるまで、ずっと掌の中に閉じ込めていた、、。

思い出のある虫です。。。

Dendrocerus属の一種

2020.7.05撮影

オオモンクロバチ科。

体長は1.8mmくらいでめちゃ小さい。

2020.7.05撮影

触角、すごすぎますね!! 櫛状!!!!! いやー、ほんとにスゴイ。

ヒメコバチ科にも櫛状の触角を持つものはいますが、

本種の方が、ヒメコバチのよりも櫛の分岐の数が多いですね。

櫛状の触角、顕微鏡写真

キガシラシマメイガ

2020.7.26撮影

メイガ科シマメイガ亜科。開張は大体35mm。

学名:Trebania flavifrontalis

頭部以外は真っ黒。なのに、綺麗じゃありませんか?!

濃い黒と薄い黒を使って、綺麗に筋模様を描き出している。

墨絵みたいな感じかな?

2020.7.26撮影

一方で、頭部は真っ黄色。How interesting!

エサキモンキツノカメムシ

2020.7.28撮影

ツノカメムシ科ツノカメムシ亜科。 体長は12mmくらい。

学名:Sastragala esakii。 メス成虫は、卵や弱齢幼虫を守る習性がある。

ミズキ、ハゼノキなどの汁を吸う。

このカメムシのトレードマーク、小楯板の♡ですよねー。

まあ、▽の形になるときもあります。ただ、▽の個体も、とても素敵です。

よく似た種類に、モンキツノカメムシがいます。

モンキツノカメムシは、エサキモンキツノカメムシと比べ、

・前胸背が茶色でなく緑色である

・小楯板の紋がより ▽ っぽい(エサキの方でも▽の個体が時々いるので注意)

ですので、、区別可能です( ^ω^ )

ゴマダラチョウ

2020.8.01撮影

タテハチョウ科コムラサキ亜科。 全翅長は40mmくらい。

学名:Hestina persimilis japonica

2020.8.01撮影

翅は、黒色と白色の2色しか使っておらず、シンプル。ただ、そのシンプルさがとてもお洒落。 口吻は綺麗な黄色。

本種に近縁な「アカボシゴマダラ」という種は、東京周辺で分布を拡大している外来種。

※但し、奄美に生息する亜種は、在来種。

ツマグロキゲンセイ

※2021.4.01に誤同定が判明しました。誠に申し訳ございません。ずっと「ツマグロカミキリモドキ」だと勘違いしてました。

2020.8.16撮影

ツチハンミョウ科ゲンセイ亜科

学名:Zonitoschema cothurnata。 体長は大体9〜10mmくらい

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ゲンセイって、目が大きくて可愛いですよね。でも、刺激すると、カンタリジンを含む体液を出します。この体液、厄介で、指につくと、火傷っぽい炎症を起こしてしまうそうなんです。なので、触るときは要注意。

キイロゲンセイと少し似てますが、翅端部や腿節末端部が黒いことで、区別できます。

※2021.4.01に誤同定が判明しましたので、説明部分を変更させて頂きました。誠に申し訳ございません。

彷徨き虫

虫がめちゃくちゃ大好きな高校3年生のブログです。

将来の夢は、昆虫分類学者。

誤同定があったら、教えてください。

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  • オオズクロスジハリバエーGonia chinensis

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